製作:日映科学映画製作所 企画:本田技研工業
1962年 カラー 32分
1959年、当時世界最高峰のマン島TTレースに参戦、数年後に世界GPで完全優勝を果たし、遂に世界の王座についた本田技研のオートバイ。世界のトップレベルを行くオートバイは、オートバイづくりに情熱を傾ける技術陣と徹底的に合理化された設備によって続々と生産されてゆく。特に本田の特長とするところは、専用工作機械製造を自社で行っていることだ。優れた工場設備のレイアウトと生産プロセスを紹介しつつ本田の全貌を描いたワイド版映画。しかも現在のように成果主義ではなく、ものづくりの社風が各所にみられる。35mmネガからHD化のため、映像は至って鮮明である。これもホンダの精神が生きている。
制作:片田計一
脚本:諸岡青人
演出:諸岡青人
撮影:高山富雄
作曲:奥村一
HONDAには多数の作品がデジタル化され、保管されている。当時、東京光音前所長の松本氏と本社広報部を訪れ、やっと配信が許諾された想い出の深い作品。残念ながらYouTube「NPO法人科学映像館」チャンネルでの配信は許可が得られず、本館でのみ配信を行っている。