製作:東京シネマ 企画:協和発酵工業
1966年 イーストマンカラー 30分
発酵工業-微生物の生命による生合成工業-の姿を追求しました。微生物は、その体の中にとりこんだ養分をもとにして、分解・合成を繰り返し、自分の生命の物質-蛋白質を作ってさかんに増殖します。
何百万種あるかわからない微生物のその生活活動の中から、私たちは人間にとって有効な働きを見つけ出し改良を加え、その生合成を工業化して必要な物質を大量生産しています。
その基礎となるものは絶えまない研究であり、それは生物研究の尖端でもあります。協和醸酵工業の企業の真随を、この面から映画で描き出しています。