20世紀生きもの黙示録 アジア・ヨーロッパ2 日本語版

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20世紀生きもの黙示録 日本語版
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作品概要

企画・製作:株式会社プロジェクトチーム・株式会社IMAGICA
1996年 カラー 33分47秒
<原作>
Lost Animals of the 20th Century 30分X16話
制作: アトラス・アドヴェンチャー
共同制作: クラークTV ウォークプロモーション 1995
配給: ディスカバリー・チャンネル
協力: ロンドン動物園協会 ブリストル動物園
WWF写真ライブラリー フィルム・オーストラリアなど
監修 WWF Japan(世界自然保護基金日本委員会)

化石で見られる太古の生物の多くが現存しないように、生物の絶滅は珍しくはない。しかし近世以降、人間の行為によって多くの生物が姿を消しており、とりわけ20世紀になって、それが加速された。こんなにも多くの動物たちが、なぜこの地上から姿を消さなくてはならなかったのか?そんな疑問に答え、将来への愚かな行為への歯止めを願って制作されたシリーズである。

本編で扱っている生きもの

アラビアダチョウ
パレスチナイロワケガエル
コーカサスバイソン
シリアノロバ
カムチャツカオオヒグマ
ポルトガルアイベックス
ステップターパン
カスピトラ

補足解説

このビデオシリーズはもともと英国で制作され、ディスカバリーチャンネルが1990年代に配給したTVシリーズ番組である。当時プロデューサーの林良久氏が日本国内での権利取得をされ、NHK衛星波テレビ放映やIMAGICAを通じてのビデオグラム頒布が行われた。

一線を退かれた林氏に作品マスターを託されたTTサウンドワークス鈴木利之氏は、林氏の他界をうけ、ご遺族の意思を汲み、東京シネマ新社岡田一男氏の協力と、NPO法人科学映像館のTFMAプロジェクトによるデジタル化経費負担を受け、ウェブ上での無償公開を決断した。

林良久氏は、1996年12月に「失われた動物たち 20世紀絶滅動物の記録」を広葉書林から出版されている。(ISBN4-906646-00-X C0095)古書としてはAmazonなどで容易に購入できる。

作品全体の趣旨は良いが、実写映像に関しては、近隣種のライブラリー映像をイメージカットとして使っている例がかなりあり、この作品から特定の画像を二次使用することには慎重を期す必要がある。



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