制作:林宏一 カラー 46分17秒
(1)若狭かわら ~09:19
(2)過疎の里 09:21~16:53
(3)山田観音堂落成式(無声) 16:55~24:23
(4)郷土芸能 下村の獅子舞(無音) 24:26~39:16
(5)三重大太鼓(無音) 39:18~46:17
92歳の林氏が制作した45年前の8mm映画、福井県の伝統工芸、伝統芸能が描かれている。
古代若狭瓦は、小浜城築城の際に、御用瓦として製造されたのが始まりといわれています。だるま窯という独特の窯でいぶし焼きにして作られます。良質な粘土から生み出される瓦は、耐久性があって凍結による割れも少ないと言われ、小樽の博物館の屋根瓦に使われているそうです。
若狭の宿ホテルせくみ屋では、旧館を取り壊した際に、その屋根の上で長い間、屋敷を守ってくれていた鬼瓦や巴瓦など、古代若狭瓦コレクションの一部を、ホテル前ミニ庭園でギャラリーとして無料開放しています。
50年前に始まった過疎化、放置された空家、学校へ通う数人の小学生, 草むらのさびたブランコで楽しむ子供達などが描かれている。懐かしいと言うより・・・。
観音堂は色美しく木の香漂う 堂内は二段に祭壇を造り厨子は中央上段に置き扉を閉め供花を両脇に置き前には供物が在る蜜柑に団子それにお菓子が供えられ下壇には香炉を挟んで毎日の食事で在るが五つ茶碗を二組に香の物 酢の物 煮物に豆類で在り五っ目は御飯を盛る。
苅田比売神社の秋の祭礼に奉納される。江戸時代の安永四年(1775)に伊勢の御師職幸吉之丞から伝授されて今に伝えられる。
獅子頭は、当時境内に生えていた桐の根株を使って作られたと伝えられる。舞は2人で一頭に扮し、剣の舞、神楽の舞、四方の舞、王の舞、花の舞、散の舞が舞われる。
剣の舞は、他の舞を全部習得した長男だけが受け継ぎ、土蔵の中で極秘に伝授され、五年に一度の大祭でのみ舞う。
また、一生に一回のみ舞うとされる。