生きているパン

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教育食品科学日本映画新社

作品概要

製作:日本映画新社 1958年 モノクロ 18分

スマトラ・メダンのコダック社で、現像、撮影を学んで帰国した(1935年)小林米作は十字屋に入社、細菌物語-病原体編(1941年)を撮影。誰も見ていないものを映したいとの探究心が、彼を顕微鏡の世界に引き込んだ。

その後小林氏は、南方都特派員としてジャワに派遣される。
戦後日本映画社に復帰した氏が、ここで最初に撮影した科学映画が「生きているパン」である。顕微鏡微速度撮影の技術を屈指して撮影した、本格的な作品である。

以後、岡田桑三氏率いる東京シネマ社に移り「生命誕生」や「ミクロの世界」など、不朽の名作を岡田氏、吉見氏らと制作。
これらの名作の原点は、本作品「生きているパン」にあったのではないかと感じることができる。

この映画の配信は、現日本映画新社のご理解とご協力によるものである。

指導・後援

東京大学農学部坂口研究室
農林省食糧管理局
農林省広報課
全国粉食普及会
全国製パン協議会
イースト協議会

スタッフ

製作:石本統吉
原案:太田仁吉
脚本:新庄宗俊
演出:奥山大六郎
撮影:小林米作
照明:林栄之
録音:浦田文夫
選曲:武田俊一



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