製作:中島映像教材出版 企画:八海醸造
カラー 20分 魚沼の酒造りシリーズ
今回の作品は、前回(2008年)の新工場の製造システムの紹介編に引き続き、蔵全体の技術力向上を目指した、特選大吟醸の工程を紹介したものである。
「八海醸造における特選大吟醸酒の企業的意義」は、八海醸造の企業理念としての「限りない高品質化」へ取り組む蔵人の姿を追った作品である。1989年版と比較しながらご覧いただきたい。
なおこの映画の巻末に、以下の言葉が添付されている。我々すべてに求められていることかもしれない。八海醸造が特選大吟醸酒を造る目的は、技術の伝承であり、蔵人一人一人の技術と意識の一層の向上である。
(巻末に添付された「醸造の志」)
「最高の原料を使い、最高の環境で、最高の技術を駆使して酒を造ることにより、蔵人一人一人が、自分達ができる最高の酒造りを知る。そうして身に着けた技術は特選大吟醸酒に留まることなく、普通酒、本醸造など一般酒にも広がり、八海醸造が造るすべての酒質の向上につながる。八海醸造は醸造するすべての酒を特選大吟醸酒に近づけることを目標にしている」