製作:日映科学映画製作所 企画:新三菱重工業
1955年 カラー 19分
天保44年(1833年)には、傑作といわれる「東海道五十三次絵」が生まれた。この作品には遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々が憧れた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博したらしい。
今回の映画では、各版画に現代の風景を重ねながら編集されている。
興味深い作品。黛敏郎の音楽が、映画によくマッチしている。
高橋誠一郎
内田實著「廣重」
式場隆三郎
渡辺木版画舗
酒井好古堂
大日本雄辨会講談社
製作:片田計一
脚本・演出:諸岡青人
撮影:廣木正幹(ルネサンス映研)
照明:城戸博司
録音::金谷省一郎
音楽:黛敏郎
進行:飯田勢一郎