製作:十六ミリ映画教育普及会 1938年 モノクロ・無声 11分
理科映画大系第十一篇
この作品は十字屋より許可を得て、配信しております。
今回の「さくらの話」は理科映画大系25作品中の第十一篇。よしのさくら、やまさくら、しだれさくらの開花の模様を克明に映像化。
しかも3日間を十数秒に短縮した映像、いわゆる微速度撮影の特殊な手法が採られている。そして、交配によるさくらんぼが実るまでの映像を見ることができる。周囲の風景から、当時の模様も振り返ることができる。
冒頭の一部は傷も目立つが、ゴミ、カビなどは完全に除去され、すっきりした映像が再現。さすが東京光音ならではの、デジタル化による映像である。
この映画は、埼玉県文化振興基金助成事業により配信しています。