制作:海洋博覧会記念公園管理財団、日本シネセル
企画:沖縄総合事務局、海洋博覧会記念公園事務所
1985年 カラー 29分
(A-16)砂漠のモンスター・サボテン
(A-17)かわった形をした熱帯の植物
(A-18)熱帯のヘリコプター・空飛ぶ種子
(A-19)世界で一番太い木・長生きする木
(A-20)世界で一番高い木
西部劇の舞台として有名な、アメリカのアリゾナやニューメキシコの砂漠地帯には、15mにもなる巨大なサグアロ等、奇妙な姿をしたサボテンの仲間などが多く見られます。
熱帯植物特有の変わった形をしたタビビトノキ、双子ヤシの実、そして板根をもつもの等を見ると、どうしてこんな形をしているのか不思議な気分になります。
フタバガキ科は、東南アジアの熱帯林を代表する木です。その種子を見て、思わず空飛ぶ種子と呼んでしまいました。熱帯植物の中にはさまざまな条件のもとで、実に巧みなしくみをもっているものがあります。
熱帯地域で最も太い木は、徳利型の幹で有名なバオバブです。
そして、日本の屋久島にも縄文杉という長命な木がありますが、世界で有数の長命の木は、樹齢4,000年といわれている北米原産のセカイヤオスギです。
世界一と名のつくものは、私達の興味をとらえて放さないものです。高さと大きさで間違いなくあげられるのが北米西岸に見られるセコイアで、オーストラリア原産のユーカリと世界一を競っています。
プロデュ-サー:伊藤三千雄、高浜雄介
ディレクター:
吉田功(沖縄)
康浩雄(アフリカ・南米)
飛河三義(アメリカ・中米)
三木實(ニューギニア)
塩部邦雄(ラン全般、アジア・オーストラリア)
カメラマン:春日友喜ほか
※上記以外の制作関係者をご存じの方は、下記までご連絡ください。
NPO法人科学映像館:kumegawa@kagakueizo.org