製作:日映科学映画製作所 企画:日本原子力研究所
1973年 カラー 11分13秒
放射線と放射能を正しく理解し、如何に活用されているかを映像化した作品である。
目に見えない放射線も「ウィルソンの霧箱」を使えば、飛跡が飛行雲となって現れる。
放射能は、放射線物質が放射線を出す能力のこと。一方、放射線物質から出てくる放射線には、α線、β線、γ線があって、それぞれ質量とエネルギーの差異があるので、物質を浸透する力が違う。
こうした放射線には共通して、蛍光作用・写真作用・電離作用があるが、その中のひとつである写真作用の実験をいくつか紹介している。
プロデューサー:諸岡青人
脚本・演出:飯田勢一郎
撮影:坂田祐次・中山博司
照明:鈴木忠一
動線画:日南プロダクション
音楽(選曲):金子 昭
ナレーター:中西 竜
原版整理:長沼ヨシ子
録音:東亜発生映画
現像:東洋現像所