製作:日映科学映画製作所 企画:貯蓄増強中央委員会
1976年 カラー 29分
神奈川県三浦市三崎に大火が起こり、ここで漁業を営んでいた沢田源吉家を襲う。親の漁に将来の不安と疑問を抱いていていた息子大二(大和田漠が好演)は、親の反対を押し切って三崎を後にする。
横浜の運送業会社で働いていた大二は、同窓会で三崎に帰り、水産試験場で神奈川県子釣漁業協議会の技術交流会の模様を目にする。ここで漁船の近代化に取り組んでいる同級生平山庄太郎を見て、自分の今後の生き方を考え、大二は会社を辞め、漁師への道を歩み始める。
日本における漁業、特に東北地方の現状を思い浮かべながらこの映画を見る。
製作:酒井知信
脚本:丹生正
潤色:片岡薫
監督:丸山誠治
音楽:津島利明
撮影:井上莞
照明:島田忠昭
助監督:北沢光里
製作担当::岩坪優
録音:アオイスタジオ
現像:東京現像所
大和田獏、前沢迪雄、川上夏代、川添菜穂美、辻万理、信太且久
この映画は、平成23年度独立行政法人福祉医療機構助成金により、デジタル化配信しています。