製作:東京シネマ新社 企画・監修:高野山真言宗総本山金剛峯寺
1992年 カラー 30分
この作品は、高野山真言宗総本山、
金剛峯寺が伝承する華道を紹介している。
開祖である弘法大師が、天長9年(832年)に萬燈萬華会(まんどうまんげえ)と呼ばれる儀式を奉修されてより以来、年月を重ねて掌を合わせる心と、その手で活けられる花は、高野山の儀式とともに洗練されてきた。
この仏道修行の一環である華道が「華道高野山」と呼ばれている。弘法大師は「私たちは宇宙を構成する一部分にすぎず、動植物にいたるまですべて平等の命を持っている。お互いの生命を尊重し、生かし合うことが大切である」と教えられている。
花の生命を最高に生かし見極めることが、
華道高野山の真髄なのである。
総本山金剛峰寺 華道高野山総司庁
制作:岡田一男
演出・構成:橋場利雄
撮影:谷口常也
ナレーター:山本圭子ほか
技術協力:サニーサイドおおさか
この映画は、平成23年度獨立行政福祉医療機構助成金により、
デジタル化復元し配信しています。