制作:海洋博覧会記念公園管理財団、日本シネセル
企画:沖縄総合事務局、海洋博覧会記念公園事務所
1985年 カラー 27分
(F-21)沖縄の心・芭蕉布
(F-22)涼をよぶ・八重山上布
(F-23)庶民の衣料・琉球絣と久米島紬
(F-24)沖縄の暮らしと緑のふれあい
(F-25)これからの沖縄農業
(F-26)沖縄料理にかかせないいろいろな野菜
イトバショウの茎から巧みに繊維を取り、長い手作業の工程を経て織り上げられたのが、沖縄独特の(芭蕉布)です。
清楚な白地に焦げ茶色の模様がくっきり浮かぶ(八重山上布)は、軽くて肌触りが良い清涼感あふれる織物です。芋麻からとる麻繊維と、紅露から作る染料が、沖縄の風土に最適の織物を生み出したのです。
泥染に特徴のある「久米島紬」は、有名な大島紬のルーツです。
水清く、緑の美しい楽園沖縄は、
今次の大戦で壊滅的な被害を受けたのは大変残念です。
サトウキビとパイナップルに代表される沖縄農業から、
観葉植物・熱帯果実の栽培が今後期待される。
苦瓜と豆腐を一緒に炒めた「ゴーヤーチャンプル」と、ナーベーラーと呼ばれるヘチマと豚肉を味噌仕立てで煮込んだ「ナーベーラーウブシー」は沖縄の庶民料理です。
プロデュ-サー:伊藤三千雄、高浜雄介
ディレクター:
吉田功(沖縄)
康浩雄(アフリカ・南米)
飛河三義(アメリカ・中米)
三木實(ニューギニア)
塩部邦雄(ラン全般、アジア・オーストラリア)
カメラマン:春日友喜ほか
※上記以外の制作関係者をご存じの方は、下記までご連絡ください。
NPO法人科学映像館:kumegawa@kagakueizo.org