世界のラン2 前編

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自然植物日本シネセル

作品概要

制作:海洋博覧会記念公園管理財団、日本シネセル 
企画:沖縄総合事務局、海洋博覧会記念公園事務所
1985年 カラー 29分

(B-12)マレーシア・キナバル山のラン
(B-13)ニューギニアとインドネシアのラン
(B-14)フィリピンのラン
(B-15)アフリカのラン
(B-16)美しさを求めて・原種からの交配種
(B-17)胡蝶ラン・ファレノプシス

(B-12)マレーシア・キナバル山のラン

東南アジアの最高峰で標高4,101mもあるマレーシアのキナバル山は、赤道間近にあるとはいえ、中腹から上はいつも霧がかかって涼しく、多くの野生ランや食虫植物ウツボカズラの自生地として有名です。

(B-13)ニューギニアとインドネシアのラン

パプア・ニューギニアは、野生ランの産地として注目されています。地理的近いインドネシアのジャワ島西部の丘陵地帯はいつも霧が発生して、その湿った風がいろいろな野生ランを育んでいます。

(B-14)フィリピンのラン

島々の各地で、多くの野生ランが自生しています。胡蝶ランと呼ばれる着生のファレノプシス、野山のいたるところで育つ地生のスパソグロティス、気品ある姿で知られたパフィオペディルム等が見られます。

(B-15)アフリカのラン

高原の国ケニアは涼しくさわやかなところもあり、ランの生息地として有名です。そしてアングレカム、シンビディエラなどの原産地マダガスカルのまた野生ランの宝庫です。

(B-16)美しさを求めて・原種からの交配種

ランの歴史は、野生ラン、原種の新発見と、人々を虜にする美しさを求める交配の歴史です。より美しくて大きな花をもち、栽培の簡単な交配種が数多くつくられており、さらに属間交配も試みられています。

(B-17)胡蝶ラン・ファレノプシス

蝶が舞うような姿から、日本では胡蝶蘭という美しい名で親しまれています。原種は、オーストラリアから台湾に至るまで熱帯アジア全域に約50種が分布し、交配もさかんに行われています。

スタッフ

プロデュ-サー:伊藤三千雄、高浜雄介
ディレクター:
吉田功(沖縄)
康浩雄(アフリカ・南米)
飛河三義(アメリカ・中米)
三木實(ニューギニア)
塩部邦雄(ラン全般、アジア・オーストラリア)
カメラマン:春日友喜ほか

※上記以外の制作関係者をご存じの方は、下記までご連絡ください。
NPO法人科学映像館:kumegawa@kagakueizo.org



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