世界の熱帯1 後編

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自然日本シネセル

作品概要

制作:海洋博覧会記念公園管理財団、日本シネセル 
企画:沖縄総合事務局、海洋博覧会記念公園事務所
1985年 カラー 29分

(A-05)熱帯高地の植物・湿度による植生の変化
(A-06)熱帯の湿地に見るさまざまな植物
(A-07)緑は訴える・開発と破壊
(A-08)東南アジアの最高峰・キナバル山の植物
(A-09)ケニアの湿原に咲く妖精・ニンファエア
(A-10)キリンの好物・サバンナのアカシア

(A-05)熱帯高地の植物・湿度による植生の変化

熱帯地域にある高山では高度と湿度によって、植生も次々と変わります。常に霧に覆われた幻想的な雲霧林帯、奇妙で大きな草木がところどころに直立する熱帯高地の姿を、キナバル山とケニア山に取材します。

(A-06)熱帯の湿地に見るさまざまな植物

淡水と塩水が混ざりあった汽水域に郡生するマングローブ、直径が1mもある葉を水面に浮かべるオオオニバス等、陸上の植物とは違ったそのしくみに驚かされます。

(A-07)緑は訴える・開発と破壊

人類が将来にわたって生き残るための最も重要な課題の1つは、熱帯地域で今なお続いている森林破壊と開発の問題です。失われた緑を取り戻し、守り育てていくことと開発が調和していかなければなりません。

(A-08)東南アジアの最高峰・キナバル山の植物

マレーシアにある東南アジアの最高峰、4,101mのキナバル山は神の住む山としてあがめられてきました。熱帯高山という特殊環境のもとに、ラン、シャクナゲ、ウツボカズラ等の特殊ある植物が見られます。

(A-09)ケニアの湿原に咲く妖精・ニンファエア

絵画や小説の題材としてよく用いられる美しい言葉ニンファエアは、スイレンの仲間を示す学名です。水の妖精と呼ぶにふさわしい姿をした熱帯スイレンの野生種を、ケニアの大湿原地帯に求めます。

(A-10)キリンの好物・サバンナのアカシア

アフリカでさまざまな分化をとげ、枝を傘状に広げたアカシアの林と、それを食べるために首が伸びたといわれるキリンの群れは、アフリカのサバンナを代表する景色です。

スタッフ

プロデュ-サー:伊藤三千雄、高浜雄介
ディレクター:
吉田功(沖縄)
康浩雄(アフリカ・南米)
飛河三義(アメリカ・中米)
三木實(ニューギニア)
塩部邦雄(ラン全般、アジア・オーストラリア)
カメラマン:春日友喜ほか

※上記以外の制作関係者をご存じの方は、下記までご連絡ください。
NPO法人科学映像館:kumegawa@kagakueizo.org



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