生きものは動く 第2部 原形質流動

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教育動物東京シネマ新社

受賞歴

1979年:第33回国際科学映画協会大会・映画祭特別名誉賞

1980年:
第17回ANZASS国際科学映画エキジビショングランプリオルビット賞

1982年:
第9回ブラッセル自由大学国際科学技術映画祭
グランプリおよび同細胞生物学賞

文部省特選

作品概要

制作:東京シネマ新社
企画:下中記念財団EC日本アーカイブズ、東京シネマ新社
カラー 26分 あばかれた自然の秘密シリーズ

高度に進化した動物の筋肉の収縮運動も原始的な植物細砲の原形質流動も、共通してATPによるエネルギー供給とアクチン、ミオシンという2種類の蛋白質の相互作用によって引き起こされます。これは、ごく最近まで生物学者にとってさえ想像を絶することでした。

生きものの基本的な構成単位である細胞の中で、生きている部分-原形質-が流動している事実は、極めて幼稚な顕微鏡しかない時代にもすでに観察されていました。しかし細胞運動の研究が急速に進み、原形質流動の仕組が明らかにされたのは、ここ十数年のことです。

日本の科学者たちは、その解明において世界をリードしてきました。このフィルムはアクチンとミオシンの働きを筋肉で説明したあと、その相互作用を車軸藻類のフラスモと粘菌変形体を使ったさまざまな実験によって観察し、最先端の研究成果を紹介していきます。

それらは、いずれも我国が世界に誇る研究成果であり、その映像化は内外の科学映画祭において、最高の注目と評価を受けることとなりました。

制作協力

放送文化基金

スタッフ

製作:岡田桑三、岡田一男
脚本・演出:岡田一男、後藤雅毅
撮影:谷口常也、草間道則
ナレーター:草野仁
ネガ編集:川岸喜美枝



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