制作:東京シネマ新社 企画:日本ビクター 1998年 カラー 10分
ご覧いただく映像は、1996年に当時の環境庁が選定した「残したい日本の音風景100選」の東北地方の音風景の音と映像による記録である。蕪島はウミネコの繁殖地として大正11年(1922)、国の天然記念物に指定され、以来八戸市の代表的な観光地となった。
島と陸地との間は現在、埋め立てられて陸続きになっており、その西側には東北有数の機能を有する八戸港がある。音の主役である「ウミネコ」は、毎年2月下旬ごろに南方から飛来し始め、島に蕪の花が咲くころは、数万羽が島にやって来て産卵する。
成長したヒナが巣立つ7月ごろまで島と港の上空は、彼らとその命名の由来である「ミャーミャー」というネコに似た鳴き声に終日おおわれる。
そして秋には再び南へ旅立ち、島周辺は、にぎわいに別れを告げ静かな時を迎える。(八戸市経済部観光課ホームページより引用)
演出:岡田一男、鈴木由紀
撮影:谷口常也、草間道則
音声:磯山直樹、清水繁
ナレーター:石原良
プロデューサー:吉田博、岡田一男
この映画は、WAM平成23年度社会福祉振興助成事業費により、
デジタル化配信しています。