制作:学習研究社 1956年 モノクロ・有声 9分
1946年、戦後の混乱期の中、1冊の学習雑誌からスタートした学習研究社(学研)は、1950年代になって教育映画の製作に力を入れはじめました。
その第1作が「カニの誕生」(1956年)です。撮影の清水ひろし氏は、学生時代日映科学でアルバイトを経験した後、学研に入社。学研映画創設期のメンバーの一人となりました。
このころすでに、日映科学、岩波映画、東映などでは多数の科学映画を世に送り出しており、学研は少し遅れてのスタートとなりましたが、その後、作家の畑正憲さんがスタッフに加わった時期もあり、多くの優れた作品を作ってきました。
横浜国立大学 理学博士 酒井恒先生
東京教育大学 下泉重吉先生 種村ひろし先生
プロデューサー:原正次
脚本・演出:石川茂樹
撮影:清水ひろし
この映画は、埼玉県文化振興基金助成事業により配信しています。